1.ギターが上達するコツはあなたの演奏を録音し聴くこと
ギターが上達したい時に役立つコツのひとつめは、あなたがギター演奏している最中の体全体の感覚や、気持ちの動きを出来るだけ覚える。
そして、その演奏を録音し、その録音した演奏を、あなた自身のギターの先生やファンになったつもりで、客観的に評価しながらチェックしてみることです。
あなたが演奏や練習に没頭してる最中に、自分自身のギタープレイを客観的に観察することは難しいですが、可能です。
憧れのギターヒーローに成り切っている時や、「俺こんな凄いフレーズ弾いてる。もしかして天才かも」と
自分に酔っている真っ最中に、その時の気持ちの動きや、体の力みやリラックス度などの詳細な情報を出来るかぎり記憶しておきます。
2.ギター上達のための録音の手順とコツ 実践編
ギターを演奏して録音する
前の章で説明したことを心がけながら,ライブやスタジオのバンドリハーサル、そして、家練習の時でもそれぞれ役にたつので、スマホに付属している録音アプリなどを使い,録音してみます。
無料で使えるアプリも沢山あるので、活用してみましょう。
3.録音した演奏のチェック方法は2つ
1.演奏した感覚を忘れないうちにすぐ聴く
演奏中の手や体の感覚、ライブ中に「この時ドラマーにめくばせしてタイミングを合図したな」など、自分自身の心の動きなどを思い出しながら,録音した音源をチェックしましょう。
あなたが,家でギターを練習している場合でも同じです。
メトロノームを使ってリズム練習をしている時も、
あなたの全ての感覚を総動員して、ギターを演奏して録音をチェックしましょう。
この録音チェック方法は、何度も意識して繰り返す事で、あなたは,より良い心の状態や演奏する時の体の感覚をつかみ、どのようにすれば適度な緊張感を保ちつつ,リラックスした演奏が出来るようになるかを,徐々に見つけていけるようになります。
2.しばらく時間を置いてからあなた自身のギターの先生やファンになりきって聴く
2つ目のチェック方法は、1つ目と反対に、ライブや練習で,あなたがギターで演奏した内容を完全に忘れてしまってから、(3,4日ぐらい置いてから)あなた自身のギターの先生や、ファンになったつもりで、客観的に録音した音源を聴きます。
この録音チェック方法は、あなたが演奏する時、無意識のうちに出る癖などの、他の人達にはない個性を見つけ出し、より良く改善し、より個性を伸ばす為に役立つ方法です。
4.録音した演奏のチェックポイント
1.リズム
一番大切なリズムをチェックしましょう。
ソロで演奏するにも、バンドでプレイする時もいつも最優先されるのは、リズムです。
メトロノームで練習の録音したチェックしている時も、音楽ゲームをやってるように、ひとつひとつの音を、クリックに反射神経で合わせていくのは間違いです。
最初にクリックのテンポをよく聴き、一定のリズムの波にのってるように、自然に演奏が出来ているか、チェックしましょう。
チェックしている音源が、アップテンポでノリノリの曲やフレーズでなくても、聴いているあなたが、思わずリズムに乗ってしまうような演奏ができていると良いです。
2.ピッチ(音高)
ブルースギターや、ロックギターのチョーキングなどを演奏したものをチェックしている時は、クォーター、1音、1音半、2音チョーキングなどと、種類もバリエーションもありますが、正確なピッチで、チョーキングが出来ているというだけではなく、あなたが、頭やハートで想像した微妙な感覚のピッチ、狙ったピッチに到達するタイミングや、リズムが表現出来ていればなお良いでしょう。
5.まとめ
随分と色々なことを書いてしまったように感じますが、まとめると
1.記憶する
あなたが、演奏している時の心の動きと、体の感覚を出来るだけ詳細に記憶する。
2.比較する
録音した音源をチェックしながら、演奏中に想像した演奏になっているか比較してみる
3.繰り返す
録音した音源が、演奏中に想像したものになってない場合は、どのような心や体の状態にすれば改善出来るのか試行錯誤を繰り返す。
いかがでしたでしょうか?今回の記事はこれくらいで終わりにします。
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