1.この記事を読んで出来るようになる事
1.上達に必要不可欠なギターストロークが身につく
2.安定したリズムで弾けるピッキングが身につく
3.小節感覚が身につく
2.ギターリズム基礎練習のポイント
基本的にギターのリズムは、両手のタイミングを合わせて弾くことで出しています。
しかし、コードストローク時のスライドや、ギターソロのハンマリング、プリングオフなどの装飾音を作り出す奏法は、右手でピッキングしてから左手が答えるようにして、少し時間差を作り弾き出します。
あなたが、これらの細かい装飾音を作り出す奏法を弾きこなすには、一見、装飾音そのもののリズムだけが大切だと考えがちです。
しかし、実際にはギターでリズムを弾き出す時は、どんなにシンプルなリズムでも、2つのリズムの相対関係を感じながら弾いているのです。
一つはあなたが弾こうとしているストロークやメロディーそのもののリズム。
もう一つは、リズムの練習に使うメトロノームなどで鳴らす基本のビートです。
なーんだ、当たり前だと思いがちですが、この事をしっかり感じながら、ギターを弾いていない事が多いのです。
あなたが、どんなリズムを弾き出すしている時でも、基本のビートを見失わない事。
これが、ギターリズムをマスターする近道です。
3.ギターストローク基礎練習 実践編
b58d1ae0a5c68d56dd168bd633532b84それでは、上の基礎練習をギターで弾いてみましょう。
ここでは、左手の指をギター指板上の全ての弦に軽くふれ、ミュートしながら、右手のストロークだけに意識が集中している状態で練習する方法をご紹介していきます。
譜面の最初は、全音符になっていて一見簡単そうですが、弾いた後もしっかり空ストロークをして、右手がリズムを刻み続けるようにします。
左右の足どちらかの爪先かかかとでしっかりビートをキープしながら練習します。
その上に、体全体でビートをキープするように心がけます。
メトロノームは、4/4だったら表拍で4回鳴らします。足や体のビートと一致する場所です。
出来るだけ力まず、ひとつひとつのビートが、円を描きながら跳ねて進んでいるように、イメージしながら練習すると良いと思います。
円の跳ね上がった頂点がそれぞれのビートの裏になる感じです。
譜面の3連符や16分音符のアクセントのついたものは、基本のビートをしっかり体でとりながら、弾きこなすのはかなり難しく感じるでしょう。
譜面のBpm90は参考ですので、まず最初は、全体を通して弾いてみて、あなたが一番難しく感じるストロークが、無理なく弾ける速さを設定しましょう。
4.ギターピッキング基礎練習 実践編
Picking-Exercises上の楽譜を見てください。最初の小節に、
1.ダウンピッキングのみ
2.オルタネイトピッキングダウン始まり
3.オルタネイトピッキングアップ始まり
4.アップピッキングのみ
4種類のマークが書かれています。出来るものから挑戦して、最終的に全ての弾き方が出来るようにトレーニングしましょう。
オルタネイトをアップから始めたり、アップピッキングのみというのは一般的ではないです。
しかし、あなたの右手ピッキングの安定と、技術向上の為に役に立ちますので
頑張ってやってみましょう‼︎
5.小節感覚が身につく基礎練習 実践編
小節感覚とは、メロディーやセクションが、切り替わる小節の数を感覚的に感じる事です。
あなたが耳にするほとんどの音楽が、2.4.8小節やその組み合わせの合計になっています。
代表的なブルース進行は、4.2.2.2.2の12小節ですし、ビートルズのLet it beの基本構成は4.4.4の12小節です。
この小節感覚を身につけるには、曲を聴いている時も、上の基礎練習のようにメトロノームに合わせて練習している時も、小節数を意識しながら聴いたり練習することです。
最初は2小節、4小節、8小節とゆうように、徐々に長く大きく、小節を捉えられるように慣れていきましょう。
6.まとめ
ギターリズムが上達する基礎練習どうだったでしょうか?
かなり難しく感じだかも知れませんが、ストロークとピッキング基礎練習のポイントは、譜面を通して弾いてみた時に、一番難しく感じるフレーズが弾けるテンポから確実に弾けるようにする事です。
メトロノームも使わず、弾きやすいフレーズは早いテンポで弾き、難しいところは遅いテンポで弾くというように、基本のビートを意識しないで練習していても、いつまでもしっかり弾けるようにはなりません。
焦らず、確実に弾ける遅いテンポから練習していきましょう。
コメント
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