1.この記事を読んで出来るようになる事
あなたにとって、ギターインターバルの基礎練習をすれば、ギターが上達するというのは、なかなか実感出来ないのが正直なところではないのでしょうか?
一般的に音楽の3要素は
1.リズム
2.メロディー
3.ハーモニー
と言われています。
リズムには、インターバルは直接関係していません。
しかし、2番目と3番目のメロディーとハーモニーには、ギターのインターバルが密接に関係しています。
あなたが頻繁に使うメジャースケールも、M2.m2のインターバルを横に並べたものですし、Cメジャーコードは、C.E.GをM3.m3のインターバルで縦に積み重ねたものです。
ギターインターバルをしっかりと理解して使いこなせるようになれば、メロディーとハーモニーの基礎をしっかりと理解できるようになります。
例えば、カエルの歌のメロディーは2度インターバルの連続です。
key in C ですと、C D e f e D C , e f G A G f e
または、do re mi fa mi re do, mi fa so ra so fa mi
すべて隣り合った音に進むメロディーです。アルファベットの小文字の部分は、ギター指板上ではフレットの隣同士のm2(短2度音程)になります。それ以外の音はフレット1つ開けたM2(長2度音程)になります。
これらを踏まえた上で、ギター指板上のどの音を最初の音にしたとしても、それぞれの隣り合う音のインターバルを守りながら弾けば、カエルの歌がどのキーでも弾けてしまうのです。
コードでのインターバルの活用例を見てみましょう。
あなたもよく知っているAメジャーコードがあります。
5弦の開放弦はルート音のA
4弦2フレットは5th(5度音)
3弦2フレットはオクターブ上のルート音A
2弦2フレットはM3(長3度音)
1弦開放弦は4弦のオクターブ上の5th音です。
2弦のM3の音を半音下げm3(♭3)にすれば、Amコードになります。
3弦のルート音をM2下げ、m7(♭7)にすれば、Am7コードになります。
このように、あなたがすでに知っているギターの知識をもとに、コードを作り出すことも出来る様になります。
2.ギターインターバルの基礎練習 実践編
メジャースケールを使ってインターバルの練習をしてみましょう。
ドレミかCDEなどのアルファベットで歌いながら弾いていきます。
歌いながら弾くことで、知識が実践で使えるようになっていきます。焦らず、丁寧に弾きましょう。
TAB譜の下の番号は運指番号です。人差し指から小指まで順番に1~4です。
fcf497a10bb8b4c5781692d8f54f7a55かなり機械的な練習ですが、ギター上達の基礎練習のイヤートレーニングやフィンガートレーニング、ピッキングトレーニングにもなります。
3.有名曲で覚えるインターバルまとめ練習曲
あなたがよく知っているメロディーの、最初の部分を使って、すべてのインターバルを覚えることが出来るものを作りました。すべてキーCかAmに変えています。
aa8cd62c6551bf80335a40c3aef76d644.まとめ
今回の記事はどうだったでしょうか?
インターバルは単純そうでいて奥が深いものです。
しかし、あまり難しくとらえずに、あなたの知っているメロディーが何度のインターバルなのか、少し気にしながら聴いたりしていると、いつの間にかインターバルの達人になっているでしょう。
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terrific