ギターチューニング方法

このレッスンで出来る様になる事

1.ギターのご機嫌を伺いながら、自分の気持ちも整えてこれからの練習や、ライブ演奏に備える事が出来る。

2.正確にギターチューニングが出来るようになる。

3.ギターのハーモニーのバランスや、あなたが出そうとしているピッチ、音量、サウンドを、注意深く丁寧に聴くための基礎訓練になるので、ギターの上達に役立つ。

ギターチューニング実践編


☆それではボーカリストがのどを整えてライブに備えるように、ギターの状態を調整していきましょう‼︎

ギターチューナーでチューニング

全くの初心者の方は、しばらくはチューナーを使ったチューニングを最低でも6ヵ月ぐらいは続けましょう。そうする事によって開放弦の音の高さに慣れ、ギターならではの音の並びが感覚的に分かり始めます。

1,6弦をチューニング

6弦をEの音に合わせていきます。この時、必ず弦をこまめに弾き、少しずつ丁寧に音を上げる方向にペグを回し合わせます。

2,5弦から1弦までチューニング

5弦から他の弦全て同じ要領で5弦から1弦へ向かって順番にA.D.G.B.E音に6弦と同様に、音を上げながらチューニングしていきましょう。

3,弦を馴染ませる

全ての弦を大まかに合わせ終わったら、一度全ての弦を指板から離すように引っ張ったり、チョーキングをあらゆるポジションでやり、ヘッド側のナットのたるみや弦を伸ばして馴染ませます。

4,チューニングを数回繰り返す

この作業をチューニングが安定するまで2.3度繰り返します。

ギター指板上でチューニング音の確認

仕上げにチューニングの確認をしていきます。ブルースロックスタイルに限らず、ギターにとって重要なKey(簡単に表現すると曲を弾き終わった時に終わった感じがする音。)は、開放弦のKeyのE.A.D.Gです。Bはあまり使いません。

先ずはこのE音を6弦の開放弦からネック全体にわたって確認していきます。このサイトの後々のレッスンや、ギターの仕組みを理解する上でも重要ですのでポジションを覚えましょう。

1,E音を弾く

6弦開放弦Eをこまめに鳴らしながら、5弦7フレット、4弦2フレット、3弦9フレット、2弦5フレット、1弦開放弦Eを6弦と同時に鳴らして、それぞれ、極端なウネリが無いか確認します。オクターブ(同じ音名だけど音の高さが違う音。1オクターブ上の音だと1分間に振動する回数が、元の音の2倍になる。)が違っても全てのポジションで完全にウネリが無くなる状態は難しいですが、ポジション毎で大小の差はあっても、少しのウネリであれば良しとします。

2,その他のA.D.G音もネック全体にわたって同様に確認します。

ギター開放弦と指板上のポジションの音の確認


ギターにおいて最も重要な4個の音のギター指板上ポジションを載せておきます。

すべてのポジションで、完璧にチューニングを合わせることは出来ないので自分なりのバランスを考えてください。

E Notes
A Notes
D Notes
G Notes
Bubba73 [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)]

同じ音が何の法則性も無く並んでいる訳ではなくて、始まりのポジションは違えど、それぞれのルート音が全く同じ形でギター指板上に並んでいる事が分かります。

パターン認識するポイントは、6弦と1弦の音が同フレットに来る場所を確認して、同じパターンをネック全体で認識する事です。

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