1.この記事を読むと出来るようになる事
1.ギターが上手くなる為の基礎が身につく
ギターが上手くなる為の基礎には、主にリズム、抑揚、メロディー、ハーモニー感覚があります。
ギター上達の為に必要な全ての基礎や技術が習得できます。
2.聴いた音がすぐにギターで弾けるようになる
あなたが、すでに何も意識しなくても話せる日本語のように、少しづつの変化ですが、聴いた音が素早くギターで弾けるようになっていきます。
3.耳コピした音を音楽理論と並行して学ぶことで応用出来るテクニックが身につく
あなたが自分の耳と感覚で耳コピした音は、リアルにあなたの脳記憶に残り、技術的にもギターのポジションと耳コピした音との関係が、体に染みこみます。
このように、全身の感覚でとらえた音を、音楽理論に照らし合わせるようにすることで、より記憶に残り、他のシチュエーションでも応用できる、使える技術が身につきます。
2.ギターが上達する耳コピのコツ実践編
1.リズムを聴き取る
ここでは、曲全体を大まかに耳コピする手順を紹介します。
あなたが、楽譜の読み書きを少しでもやった事がある方なら、今耳コピしようとしている曲のメロディーやフレーズが、リズムのどのタイミング、そして何小節めに鳴っているのか意識して聴くでしょう。
たとえ楽譜の知識が全く無いとしても、まずはじめは、演奏中のようにカウントをとりながら、曲全体を通して、リズムやタイミングだけを覚え、歌えるようになるほど聴き込みましょう。
2.曲のキーを探す
あなたが、楽譜やコード譜などの、何の手がかりも無い曲のキーを、耳コピで探し出す時に一番簡単な方法は、その曲を終わらせる音を探す事です。
そして、それらしき音を見つけ出したら、あなたが知っているスケールポジションのフォームを使い、曲全体を再生しながら全ての音を弾いたり、メロディーやメインテーマをなぞってみましょう。
あなたの探し出したキーが正解であるならば、全てのスケール音が大まかな感じであっても、曲の雰囲気を壊さない程度に、違和感なくしっくり来るはずです。
3.ベースラインを聴き取る
次にハーモニーやメロディーの土台となる、ベースラインを聴き取ります。
4/4拍子なら基本的に1拍目の1音、忙しくコードが変わる曲などは1拍目と3拍目のコードの変わり目の1音づつを耳コピします。
曲全体の構成をひとまずルート音でメモします。
4.メロディーラインを耳コピする
最低音のベースラインを大まかに聴き取れたら、次は、主役のメロディーラインを耳コピします。
頻繁に転調するようなジャズなどでは無い限り、キーを探す手順で見つけ出したメジャーかマイナースケールの音が主に使用されていると思います。
5.コードを見つける。
ベースラインのところでメモした、ルート音を参考にしながら、ギターパートのコードを見つけていきます。
あなたが、耳コピしている曲のキーがCで、例えば、今聴いているコードのルート音がEだとします。
ベース音がコードのルート音以外の音である可能性も考えながら、Cダイアトニックコード群内で7thコードの構成音にE音が入ったコードは、CM7の3度,Em7のルート,FM7の7度,Am7の5度の4つです。
ノンダイアトニックコードの可能性もありますが、ダイアトニックコードの場合は、先ず最初は、この4つのコードの中から探してみましょう。
聴き取れるギターコードの最高音をギター指板上で探し出し、さっき見つけ出したベース音を一緒に弾き、ベース音と最高音に挟まれる音をそれぞれのコードで補ってみて、コードを音源と一緒に弾きサウンドがしっくりくれば、そのコードが正解です。
場合によっては、最高音がテンションの9thや11th,13thかもしれません。
それに加えて、メロディーラインの音も確認して、全体の響きが音源と違和感なければ、OKです。
この手順を根気よく繰り返し曲全体を耳コピしましょう。
あーでも無い、こーでも無いと試行錯誤してるうちに、あなたの耳の能力が鍛えられ、実践に使えないと思っていた音楽理論が、使えるようになっていきます。
3.ギターが上達する耳コピのコツまとめ
1.先ず耳コピしたい曲のリズムを聴き取る
どのようなリズムが曲中で使われているのか、あなた自身でカウントをしながら歌ったりして、曲全体のギターパートのリズムを大まかにつかみましょう。
2.曲のキーを探す
その曲を、終わらせることの出来る音を探しましょう。そして、メジャースケールやマイナースケールを、その音源と一緒に弾いてみて、違和感なく響けばそのキーで正解です。
3.ベースラインを聴き取る
各小節の1拍目や3拍目のベース音を聴き取り、曲全体の構成をメモしましょう。
4.メロディーラインを耳コピする
曲の主役であるメロディーラインを聴き取りましょう。キーを探し出した時の、スケールが正しいかったか確認します。
5.コードを見つけ出す
コードの最高音を聴き取り、ギターの指板上で、ダイアトニックコードやセカンダリードミナントコードなどの転回系も含めて、構成音を考えて、ベース音と最高音に挟まれる音を、試行錯誤して探し出して、しっくりくるコードを見つけ出していきます。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
耳コピする為には、あらゆる工程や知識が必要なようですが、シンプルにとらえれば、ギターの音を聴き取り、指板上で見つけ出すという事です。
あなたが、まだ初心者のうちは大変ですが、1日たった1つのフレーズでもいいので、数多くこなしていくうち知らない間に、ギター上達の為の基礎トレーニングになっていきます。
ぜひ、耳コピに挑戦してみてください‼︎
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